IT国家資格は意味ない？いらない？エンジニアに資格は必要ない理由4つを解説

専門的な技術や知識がもとめられるITエンジニア。

そのため、エンジニアになるにはIT資格が必要だと思っていませんか？

先にお伝えすると、エンジニアにIT国家資格は必要ありません。

そんな今回は、エンジニアの転職・就職にIT国家資格がいらない理由を解説していきます。

IT資格を取ってから転職しようと考えているなら、ぜひ参考にしてください。

IT国家資格は意味ない？いらない理由4つ

まず結論ですが、IT国家資格がなくてもエンジニアにはなれます。

IT業界では、資格より実務経験の方が大切だからです。

そんな本章では、エンジニアの転職・就職にIT国家資格は意味ない4つの理由を紹介します。

スキルと実務経験の方がもとめられる

エンジニアは、IT資格よりもスキルと実務経験がもとめられます。

資格や知識だけあっても、実務ができなければ意味はないからです。

例えば、未経験エンジニアなら、資格よりも以下のような「経験」が評価されます。

資格は、あくまで自分の知識レベルを伝えるための1つの基準でしかありません。

エンジニアは、資格よりも実務に役立つスキルや経験の方がもとめられます。

無料でプログラミングを体験できるサイトもあるので、資格より実務に役立つスキルを身につけましょう。

ポートフォリオの方が重視される

エンジニアの転職・就職では、IT資格よりポートフォリオの方が重視されます。

ポートフォリオを見れば、面接だけでは判断しづらいプログラミングのスキルやレベルを確認できるからです。

そのため、最近はエンジニアも会社からポートフォリオの提出をもとめられることが増えています。

実務経験が少ないなら、以下のような内容をポートフォリオに掲載しましょう。

20代はポテンシャル採用をしてもらえるため、経験が少なくても熱意をアピールできます。

資格の勉強をするよりも、ポートフォリオを作成して、実績やスキルを証明しましょう。

年収UPにつながるわけではない

IT資格をとったとしても、年収UPにつながるわけではありません。

エンジニアは実務経験を重視されるため、資格だけでは評価できないからです。

また、高難度のIT資格なら年収UPにつながりやすいですが、未経験でも取得できるのはあまり意味がありません。

年収UPを目指すなら、IT資格を取るより平均年収の高い会社へ転職・就職する方が効率的です。

「資格手当」がある会社であれば、転職してからIT資格を取った方がメリットも多いですからね。

資格がなくても転職・就職はできる

ITエンジニアは、資格がなくても転職や就職は可能です。

医師や看護師と違って、資格や免許がなくても働ける仕事ですからね。

とはいえ、IT業界にはブラック企業がたくさんあります。

適当に会社を選んでしまっては、せっかく転職・就職しても後悔してしまうでしょう。

エンジニアの転職・就職を失敗しないためには、IT転職・就活エージェントを使うのがおすすめです。

IT業界に詳しい専任のアドバイザーが、あなたの希望にあった優良企業を紹介してくれますよ。

IT国家資格があると意味のある人

IT国家資格がなくても問題はありませんが、あった方が有利になる人もいます。

本章では、IT国家資格があると意味のある人の特徴を2つ紹介します。

インフラエンジニアを目指す人

インフラエンジニアを目指す人は、IT資格があると有利になります。

インフラエンジニアが最初にする仕事は、サーバーやネットワークの運用・監視をすることです。

マニュアル通りに作業をすることが多いため、スキルや実務経験よりも「知識」が求められます。

インフラエンジニアを目指すなら、とっておきたいIT資格は以下の2つです。

インフラエンジニアは、知識があれば未経験からでも挑戦しやすい仕事です。

IT資格があることで知識の証明がしやすく、転職や就活でも有利になるでしょう。

資格取得が評価される会社にいる人

資格が評価される会社にいるなら、IT資格は取った方がいいでしょう。

IT資格を評価する会社では、資格手当や資格支援制度があるからです。

また、以下のような高レベルのIT国家資格をとると、資格を評価する会社への転職も有利になります。

資格	身につくスキル	合格率（令和4年度）
ITストラテジスト	IT戦略の企画・提案	14.8%
システムアーキテクト	システム開発の上流工程（要件定義・設計等）	15.0%
プロジェクトマネージャ	プロジェクトの計画・管理・実行	14.1%
ネットワークスペシャリスト	ネットワークの設計・構築・運用保守	17.4%
データベーススペシャリスト	データベース企画・開発・運用保守	17.6%
エンベデッドシステムスペシャリスト	組込みシステム設計・構築	19.7%
ITサービスマネージャ	ITサービスの計画立案・提供・改善	14.8%
システム監査技術者	システム監査とITガバナンスの知識	15.9%
情報セキュリティマネジメント	組織内の情報セキュリティ知識と技術	56.2%
情報処理安全確保支援士	専門的なセキュリティ知識と技術	20.2%

IT資格をとるのは大変ですが、会社によってはいろいろな場面で役に立ちます。

資格取得が評価される環境にいるなら、積極的にIT資格をとっていきましょう。

IT国家資格は意味ない！いらない！優良企業に転職・就職する方法

優良企業に転職・就職するのに、IT国家資格は必要ありません。

それよりも、IT転職・就活エージェントを使いましょう。

IT転職・就活エージェントなら、IT業界に詳しい専任のアドバイザーが、企業の紹介から内定までをサポートしてくれます。

また、IT業界は人手不足のため、多くの会社がエンジニアを積極的に採用しています。

資格の勉強をするよりも、IT転職・就活エージェントから希望にあった会社を紹介してもらうほうが効率的ですよ。

経験別におすすめのIT転職・就活エージェントを紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

完全無料で使えるため、お試しで登録もOKですよ。

IT国家資格は意味ない！いらない！まとめ

今回は、ITエンジニアに国家資格はいらない理由を解説しました。

改めてお伝えすると、IT業界は資格よりも実務経験やスキルが重視されます。

また、IT資格がなくても転職や就職は可能です。

資格を取ってから転職・就職を考えているなら、先に行動しましょう。

IT転職・就活エージェントなら、資格がなくても転職・就職できる会社を紹介してくれます。

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