IT業界はゆるい？ゆるくない？働きやすい会社に入る方法を解説

忙しいイメージのIT業界。

しかし次の理由から、IT業界はゆるいという印象も強まってきています。

そんな今回は、IT業界はゆるいのか？について解説します。

また、働きやすい会社に入る方法も紹介するので、IT業界を目指す方は参考にしてください。

IT業界はゆるい？【会社・プロジェクト次第】

まずは結論ですが、IT業界は他の業界に比べてゆるいです。

パソコンさえあれば仕事ができるため、他の業界に比べて柔軟な働き方が選べます。

しかし、ゆるい働き方ができるかどうかは、会社やプロジェクト次第です。

以下のような会社やプロジェクトは、残業や厳しい上下関係などにより、労働環境が厳しいでしょう。

また、IT業界は実力主義です。

働き方がゆるかったとしても、決められた納期までにシステムを完成させるスキルは必要不可欠です。

もし、IT業界でゆるい働き方をしたいなら、選ぶ会社は大切です。

高いスキルが身につき、働きやすいホワイトを選びましょう。

会社選びで悩んだら、以下のIT特化型のエージェントに相談するのがおすすめですよ。

IT業界がゆるいと言われる理由

この章では、IT業界がゆるいといわれる理由を詳しく解説します。

1つずつ見ていきましょう。

在宅・リモートワークがしやすい

IT業界は、パソコンとインターネット環境さえあれば作業できます。

そのため、在宅・リモートワークがしやすいです。

事実、IT業界のリモートワーク率は74.1%で、全業種の中でもっとも高くなっています。

リモートワークのメリットは、以下のとおりです。

「通勤したくない」「家族の時間を大切にしたい」と考えている方は、IT業界への転職・就職が向いているでしょう。

カジュアルな服装で働ける

IT業界は、服装の自由度が高いです。

エンジニアは見た目よりも働きやすさが大切なので、カジュアルな服装を認めている会社は多くあります。

特に、Web系の会社はTシャツや短パンといった、ラフな格好で働けることが珍しくありません。

一方、大手SIerや客先常駐はスーツ指定が多いです。

服装が気になる場合は、事前に会社へ確認しておくと良いでしょう。

フレックスタイム制の会社が多い

IT業界は、フレックスタイム制を導入している会社が多いです。

「e-Stat政府統計の総合窓口」を見ると、フレックスタイム制を導入しているIT企業は30%以上もあります。

IT業界がフレックスタイム制を導入しやすい理由は、以下のとおりです。

ただ、フレックスタイム制を導入していないIT企業も多いので、事前にしっかり確認しましょう。

IT業界でゆるい働き方ができる会社を楽に見つけたいなら、以下のIT転職・就活エージェントへ聞いてみるのがおすすめです。

IT業界でゆるくない会社の特徴

同じIT業界でも、働き方がゆるくない会社もあります。

この章では、ゆるくない会社の特徴を見ていきましょう。

年功序列で古い考え方の会社

IT業界でも、年功序列で古い考え方の会社もあります。

年功序列の古い体質の会社は、20代・30代の若手にとって働きにくいでしょう。

たとえば、エンジニアとして成果を出しても、年齢を理由に給料が上がらないことは珍しくありません。

実力で評価されたい、上下関係がゆるい会社で働きたいと考えているなら、古い体質のIT企業は避けるようにしましょう。

実力主義の若い会社は、たくさんありますよ。

金融や医療系のプロジェクトが多い会社

配属される現場にもよりますが、金融や医療系プロジェクトの多い会社はゆるくないことがあります。

なぜなら、多額の金融資産や人命に関わるシステムを扱うからです。

責任が大きいため、厳しい環境であることが多々あります。

金融・医療系プロジェクトは人々の生活や命に関わるため、ミスや遅延が許されない厳しい世界です。

トラブルが起きた場合はすぐに対応しなければならず、休日でも出勤する必要があります。

また、金融系プロジェクトの現場は、セキュリティ面で厳しく管理されることが多いです。

ほかの分野と比べて大きな責任がともなうので、金融・医療系のエンジニアはゆるい働き方がほとんどできません。

ただし、プロジェクトの要件定義や設計などの上流工程をおこなう会社は、ホワイトなケースが多いです。

IT派遣で炎上プロジェクトに入れる会社

IT派遣やSESは、案件ごとにさまざまな客先へ常駐する働き方です。

ホワイトな案件なら良いですが、炎上プロジェクトのようなブラックな現場に派遣する会社もあります。

炎上プロジェクトはゆるい働き方ができず、体力的・精神的につらいだけです。

特に営業力がなかったり、立場の弱いIT企業は質の低い案件しか取ってこれないので、きつい思いをするでしょう。

ただし、会社によって扱うプロジェクトはさまざまで、ホワイトな案件を持っているところもたくさんあります。

ホワイト企業の見つけ方がわからないときは、IT転職・就活エージェントへ相談して教えてもらいましょう。

IT業界のゆるい会社に入る方法

IT業界のゆるい会社に入るためには、IT特化型のエージェントを使うのがおすすめです。

自由な働き方のできる会社は多くのエンジニアから人気があり、しっかりした準備・対策が不可欠です。

IT特化型のエージェントを利用すると、担当者が親身になって会社紹介や面接対策をおこなってくれます。

また、会社のくわしい環境も知っているため、1人で転職・就職活動するよりも、優位な立場で選考を進められます。

どのエージェントも5分ほどで登録は終わり、完全無料で使えます。

自由な働き方を手に入れたいなら、この機会に行動していきませんか？

IT業界のゆるい会社でよくある質問

IT業界でゆるい会社を探している方によくある質問をまとめました。

IT業界のホワイト企業ランキングは？

IT業界のホワイト企業ランキング上位10社は、以下のとおりです。

順位	会社名	平均年収	残業時間	有給取得日数	新卒の離職率
1位	ソニーグループ	1,085万	25.5時間	14.8日	3.50%
2位	日立製作所	897万	7.2時間	17.6日	非公開
3位	野村総合研究所	1,232万	非公開	14.2日	7.60%
4位	伊藤忠テクノソリューションズ	941万	13.0時間	12.3日	5.80%
5位	NTTデータ	852万	非公開	17.0日	非公開
6位	Zホールディングス	1,074万	非公開	非公開	非公開
7位	トレンドマイクロ	941万	18.5時間	15.2日	5.00%
8位	日本電信電話	952万	25.6時間	14.8日	4.60%
9位	電通国際情報サービス	1,057万	29.7時間	10.1日	0.00%
10位	日本オラクル	1,121万	非公開	非公開	非公開

「IT業界ホワイト優良企業ランキング」では、大手IT企業80社を年収・残業などの項目別にランキング形式で紹介しています。

もっと多くの会社を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

女性が働きやすいIT企業ランキングは？

女性が働きやすいIT企業ランキング上位10社を紹介します。

順位	会社名	平均年収	残業時間	女性社員比率	女性勤続年数
1位	NTTドコモ	892万	23.7時間	25.4%	14年
2位	ソフトバンク	856万	27.0時間	26.2%	13年
3位	NEC	817万	21.6時間	20.3%	17.3年
4位	NTTデータ	852万	非公開	22.9%	11.1年
5位	みずほリサーチ&テクノロジーズ	882万	32.9時間	28.7%	16.5年
6位	NTT東日本	850万	非公開	41.6%	11.5年
7位	ニッセイ情報テクノロジー	787万	31.2時間	36.9%	13.5年
8位	野村総合研究所	1,232万	非公開	非公開	非公開
9位	BIPROGY	828万	16.6時間	21.8%	17.8年
10位	スミセイ情報システム	710万	15.4時間	33.7%	14.0年

ランキングで紹介している会社は、家庭と仕事を両立しやすい環境が整っています。

IT業界を目指していて、結婚後も仕事を続けたい女性は、ゆるい働き方ができる会社を探してみましょう。

ほかにどんな会社があるか気になる方は、「女性が働きやすいIT企業ランキング」を参考にしてみてください。

新卒が入ってはいけないIT企業は？

新卒が避けるべきIT企業の特徴は、以下のとおりです。

これらの会社はエンジニアに必要なスキルが身につかず、キャリアを台無しにする可能性が高いです。

給料は低く年収アップも期待できないため、入らないようにしましょう。

エンジニアとして活躍していくには、最初に入る会社が重要です。

会社選びの際にしっかり見極めて、優良企業への就職を目指しましょう。

自分で会社を選ぶのが不安な方は、レバテックルーキーなどのIT就活エージェントの活用がおすすめです。

IT業界はゆるいのか？まとめ

本記事では、IT業界はゆるいのかどうかを解説しました。

あらためてお伝えすると、ゆるいかどうかは会社やプロジェクト次第です。

特に、以下の特徴に当てはまる会社は仕事がきついので、おすすめしません。

とはいえ、会社の内部情報を個人で調べるのはむずかしいでしょう。

1人で転職・就職活動を進めるのが不安なときは、気軽にIT転職エージェントの力を借りると良いですよ。