IT業界をやめてよかった理由と体験談！やめてよかった会社の特徴も紹介

将来性が高く、手に職をつけられるIT業界。

しかし、「このままIT業界でいいのか？」「IT業界から転職すべきか？」と悩む人が多いのも事実です。

そこで今回は、IT業界をやめてよかった人の理由と体験談を紹介します。

また、やめてよかったIT企業の特徴も解説するので、ぜひご覧ください。

IT業界をやめてよかった理由と体験談

本章は、IT業界をやめてよかった人の理由と体験談を紹介します。

客先常駐で勤務先が変わるのが大変だった

IT業界をやめてよかった理由の1つは、客先常駐で勤務先がすぐ変わるのが大変だったことです。

客先常駐は派遣と同じような働き方のため、次のような働きづらさがあります。

また、案件ごとに「環境」「人」「スキル」が違うため、すべて一からやり直さないといけません。

勤務先が変わるのは本当に大変だったため、客先常駐のない会社へ転職できてよかったという人は多いです。

知らない人と仕事をするのが辛かった

知らない人と仕事をするのが辛かったことも、IT業界をやめてよかった理由では多いです。

とくに人見知りの人にとっては、人間関係を作り直さなければならない環境は地獄です。

また、わからないことが多い未経験や新人も大変です。

気軽に頼れる人が周りにいないため、精神的につらくて辞めてしまう人も多くいます。

客先常駐や派遣が合わないなら、落ち着いて働ける会社に転職した方が良いでしょう。

IT業界の仕事が向いていなかった

そもそも論ですが、「IT業界の仕事が向いていなかった」から、やめてよかった人もいます。

たとえば、以下の理由で向いていないと感じる人は多いです。

IT業界に向いていないと感じたら、原因が「仕事」と「会社」どちらにあるのか明確にすることが重要です。

エンジニアの仕事が合わない場合は、他の仕事にキャリアチェンジしましょう。

会社や職場に原因があるなら、IT業界内であなたの希望に合った会社への転職を考えてみてください。

炎上プロジェクトで残業が多かった

 炎上プロジェクトで残業や休日出勤が多かった人は、IT業界をやめて正解だったと思っています。

経験した人はわかりますが、炎上プロジェクトは地獄のような環境です。

ただし、「IT業界＝炎上プロジェクトばかり」ではありません。

会社によっては炎上プロジェクトが一切なく、ワークライフバランスが充実したIT企業もあります。

IT業界の仕事はきらいじゃないなら、炎上プロジェクトのないIT企業を探すのも方法ですよ。

下請けに対する扱いがひどかった

下請けの扱いがひどかったから、IT業界をやめてよかったという意見も多いです。

IT業界は「多重下請け構造」となっているため、下請けだと立場は弱くなります。

結果として現場によっては、次のような下請けの扱いがひどいことがあります。

IT業界ではなく下請けの立場に不満があるなら、大手SIerや自社開発へ転職するのがおすすめです。

IT転職エージェントなら、あなたに合ったホワイト優良企業を完全無料で紹介してくれますよ。

IT業界でやめてよかった会社

IT業界はブラック企業も多く、会社をやめてよかったという人は多いです。

この章では、IT業界でやめてよかった会社の特徴を紹介します。

案件が選べないSES企業

IT業界でやめてよかった会社の1つは、案件が選べないSES企業です。

エンジニアに案件を選ばせてくれない会社では、やりたい仕事ができません。

いくら頑張ってもやりたい仕事ができなければ、IT業界をやめたくなるのは当然です。

IT業界の中には、自社で開発できる会社はもちろん、案件を選べるSES企業もたくさんあります。

今の会社が合わないなら、早めに転職を考えましましょう。

未経験歓迎でもIT研修がない会社

残念ですが、未経験歓迎なのに研修がないIT企業もあります。

IT企業とは名ばかりで、事務やコールセンターの仕事をやらされます。

また、IT研修はあるものの、内容がひどい会社もあります。

エンジニアになって最初の数年は、基礎を身につける重要な時期です。

しかし、しっかりしたIT研修を受けられないなら、20代の大事な時期が無駄になります。

IT業界には、充実した研修のある優良企業がたくさんあります。

もし、研修がひどいIT企業に入ってしまったなら、早めに脱出しましょう。

事務やコールセンターに派遣させる会社

IT業界でエンジニアの仕事をさせてくれない会社も、やめてよかったという人が多いです。

嘘みたいな話ですが、IT業界にはエンジニアと関係ない仕事をさせるブラック企業があります。

エンジニアの仕事ができない会社で働きつづけても成長しないため、キャリアアップや年収アップはできません。

あなたが今ブラック企業にいてエンジニアとして働き直したいなら、必ず優良企業へ転職する必要があります。

会社選びで失敗しないためにも、プロのアドバイスが受けられるIT転職エージェントを活用しましょう。

IT業界をやめてよかった人の共通点

本章では、IT業界をやめてよかった人の共通点について紹介します。

IT業界の中で転職したことがある

IT業界の中で転職したことがある人は、異業種にいっても後悔する人は少ないです。

1社目の会社が合わないだけの可能性もあるため、一度はIT業界内で転職してみましょう。

ただし、他の会社に転職しても「向いていない」と思うなら、IT業界の仕事が合っていない可能性は高いです。

もし、今の会社が合わないと感じているなら、一度は他のIT企業に転職してみましょう。

エンジニア経験が少しでもあるなら、今より条件の良い会社でも転職できる可能性は高いです。

とはいえ、ひとりでは自分にあったIT企業が見つけられないかもしれません。

IT転職エージェントであれば、IT転職のプロが希望にあった会社を厳選して紹介してくれますよ。

20代のうちに異業種へ転職している

IT業界をやめてよかった人は、20代のうちに異業種へ転職しています。

なぜなら、20代の若手を欲しがる会社は多く、未経験でも転職先はたくさんあるからです。

ただし、30代を超えると異業種への転職はむずかしくなるので注意しましょう。

30代以降は経験やスキルが求められるため、選考の難易度が上がるからです。

もし、本気でIT業界を離れるなら、20代の若いうちに転職しましょう。

自分にあった業界や仕事がわからないなら、20代に強い総合型の転職エージェントを使うのがおすすめですよ。

IT業界をやめてよかったけど後悔した点

IT業界をやめてしまう前に、デメリットも確認しておきましょう。

この章では、IT業界をやめてよかったけど後悔した点を3つ紹介します。

未経験分野に転職したから年収が下がった

IT業界から未経験の異業種へ転職する場合、年収が下がる可能性が高いです。

とくに、大手IT企業にいる人は同世代より平均年収が高いため、大幅に収入が減る可能性もあります。

本気で異業種へ転職するなら、年収が下がる可能性は知っておいてください。

そのうえで年収も重要視するなら、しっかり情報収集したうえで転職先を決めるようにしましょう。

IT業界の将来性は高かった

「やっぱりIT業界は将来性が高かった」と後悔するケースもよくあります。

現代社会において、ITサービスは私たちの生活になくてはならないものです。

さまざまな分野でIT技術・人材の需要は拡大しつづけているため、今後もIT業界は成長していきます。

実際、IT人材数は需要に追いついておらず、2030年には最大で約79万人も不足するとされています。

エンジニアの需要は高いため、現時点で転職先に困ることはありません。

業界によってはAIに代替されたり、市場が縮小したりして勢いがなくなりつつある分野もあります。

もし、IT業界を離れるなら、将来性や市場の調査はしておくことが重要です。

転職先は慎重に選ぶべきだった

IT業界をやめてよかったけど、転職先はもっと慎重に選ぶべきだったと後悔している人もいます。

なんとなくで会社を選ぶと、転職してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しやすいです。

その結果、転職を繰り返すことになってしまいます。

転職する際は、あなたが会社選びで重視するポイントを明確にすることが大切です。

上記をしっかり考えたうえで転職先を選べば、後悔する可能性は格段に下がります。

とはいえ、1人で考えても答えが出ないことも多いです。

あなたに合った職種や会社を効率的に見つけたいなら、さまざまな業界に詳しい総合型の転職エージェントを活用しましょう。

IT業界をやめてよかったまとめ

本記事では、IT業界をやめてよかった理由を詳しく解説しました。

あらためて、5つの理由をまとめます。

「IT業界に向いていない」「仕事が辛い」と感じたら、まずは原因を考えましょう。

原因が会社にあるなら、ほかのIT企業へ転職することで解決できます。

しかし、IT業界そのものが合わないなら、20代のうちに異業種へ転職をしましょう。

どうするべきか悩んでいるなら、まずはIT転職エージェントに相談するのがおすすめです。

転職のプロが完全無料でサポートしてくれるので、あなたに合った道を見つけられるでしょう。