ゲーム業界からIT業界！ITエンジニアに転職するメリット・デメリットを紹介

• ゲーム業界からIT業界に転職する方法は？
• ゲーム業界とIT業界の違いは？
• ゲーム業界からITエンジニアに転職するメリットは？

人気なゲーム業界ですが、しんどいことも多いです。

そのため、ゲーム業界からIT業界のエンジニアに転職する人は少なくありません。

そんな今回は、ゲーム業界からIT業界へ転職するメリット・デメリットを解説します。

また、ゲーム業界からIT業界のホワイト優良企業に転職する方法も紹介するので、ぜひご覧ください。

ゲーム業界からIT業界に転職は可能？

ゲーム業界からIT業界への転職は簡単です。

使う言語や開発の進め方は違いますが、ゲームプログラマーとして働いていたなら、IT業界でも問題なく活躍できます。

また、IT業界は深刻な人手不足です。

情報処理推進機構（IPA）の調査によれば、90%以上のIT企業がエンジニア不足であると回答しています。

プログラマーの経験者を欲しがる会社は多く、ゲーム業界からの転職者を積極的に受け入れるIT企業は多いです。

ただし、IT業界にはブラック企業が多いため、会社選びは重要です。

失敗しない転職をするためには、ITエンジニアに特化した転職エージェントに相談すると良いですよ。

ゲーム業界からIT業界に転職するメリット

ゲーム業界からIT業界へ転職するメリットを紹介します。

IT業界はゲーム業界より年収の高い会社が多い

IT業界はゲーム業界より年収の高い会社が多いです。

転職サイト「doda」の調査によると、ゲーム業界は平均年収が411万なのに対し、IT業界は446万円となっています。

両業界の年収ランキング10社を比較してみても、IT業界は年収の高い会社が多いことがわかります。

IT業界の高年収企業	ゲーム業界の高年収企業
ジャストシステム（1,309万）	スクウェア・エニックス（1,427万）
野村総合研究所（1,232万）	バンダイナムコエンターテインメント（1,205万）
日本オラクル（1,121万）	任天堂（988万）
三菱総合研究所（1,111万）	セガサミーホールディングス（805万）
ソニーグループ（1,085万）	KADOKAWA（778万）
LINEヤフー（1,074万）	サイバーエージェント（771万）
電通国際情報サービス（1,057万）	コナミグループ（744万）
メルカリ（968万）	コーエーテクモゲームス（737万）
オービック（959万）	カプコン（712万）
GMOペイメントゲートウェイ（955万）	MIXI（711万）

人気タイトルを持つ一部の大手ゲーム会社の年収は高いですが、それ以外の会社は年収700万円台より下です。

そのため、IT業界へ転職することで年収アップが狙える可能性が高くなります。

IT業界はゲーム業界より転職先が多い

ゲーム業界に比べて、IT業界の転職先は多いです。

ナレッジエンジンによると、ゲーム会社は2,320社しかありません。

しかし、政府統計の総合窓口によれば、IT企業は53,150社もあります。

IT企業数	ゲーム会社数
53,150社	2,320社

将来的にも転職をするなら、IT業界は選択肢が多く、あなたの希望に合った会社を見つけやすいです。

IT業界はゲーム業界より安定した会社が多い

IT業界は、ゲーム業界より安定した会社が多いです。

ゲーム業界では、開発したゲームが必ず売れるわけではありません。

ヒット作が出なければ、最悪の場合は倒産するリスクもあります。

しかし、IT業界は受託開発が基本です。

依頼されたシステムを開発するため、完成すれば必ず利益は出ます。

しかも、ITに投資する会社は増えているため、今後も右肩上がりで需要は増えていくでしょう。

ただし、IT業界でも下請けすぎる会社は、契約を切られるリスクはあります。

将来性のある優良IT企業を探すなら、IT業界に特化した転職エージェントに頼るのがおすすめですよ。

ゲーム業界からIT業界に転職するデメリット

ゲーム業界からIT業界への転職は、メリットばかりではありません。

本章では、ゲーム業界からITエンジニア転職するデメリットを紹介します。

ゲーム業界に比べて働き方の自由度が低い

自由な社風が多いゲーム業界に比べ、IT業界は働き方の自由度が低いです。

フレックスタイム制やリモートワークがあるゲーム業界に比べると、IT業界は融通が利かない会社は多くあります。

とはいえ、IT業界でもリモートワークやフレックスタイム制を取り入れている会社はあります。

自社開発や元請けSIerの自由度が高かったりするため、自分にあった会社選びをするのが大切ですよ。

下請け仕事の会社が多い

IT業界はデメリットは、下請けの会社が多いことです。

多重下請け構造になっているIT業界では、選ぶ会社によっては立場が弱く、年収も低くなります。

下請けIT企業には、具体的に次のようなデメリットがあります。

下請けになるほど働く環境が悪くなるため、会社選びが大切です。

立場が上の元請けIT企業（一次請けSIer）の一覧をまとめた記事があるため、ぜひ参考にしてみてください。

IT業界は客先常駐や派遣の会社が多い

IT業界は、客先常駐、派遣、SESの割合が大きいです。

厚生労働省の調査によると、エンジニアに客先常駐をさせる会社は90％以上もあります。

IT業界の客先常駐には。以下のデメリットがあります。

落ち着いた環境や同じ会社の仲間と働きたい人にとっては、客先常駐は向いていません。

客先常駐じゃないIT企業については、以下の記事を参考してください。

ゲーム業界からIT業界に転職する方法

ゲーム業界からIT業界へ転職するなら、ITエンジニアに特化した転職エージェントを使うのがおすすめです。

あなたの希望にあった優良企業を厳選して紹介してくれるだけじゃなく、内定までのサポートをしてくれます。

IT業界への転職を成功させるには、会社選びが重要です。

下請けすぎる会社やブラック企業が多いため、なんとなくで選んでしまうと後悔します。

IT転職エージェントを使えば、キャリアプランや希望に合った優良企業を紹介してもらえます。

さらに、プロによる面接の対策もできるので、希望する会社から内定を獲得しやすくなります。

IT転職エージェントに登録したからと言って、必ず転職する必要もありません。

ゲーム業界からの転職に悩んでいたり、IT業界について話が聞いてみたいなら、お試しで登録してみましょう。

ゲーム業界からIT業界でよくある質問

本章では、ゲーム業界からIT業界への転職でよくある質問をまとめました。

ゲーム業界からIT業界への志望動機は？

ゲーム業界からIT業界への志望動機をいくつか紹介します。

異業種から転職するための志望動機で大切なことは、納得性を高めることです。

その際に考えるべきポイントを3つ解説します。

ポイント	詳細
前職との共通点を考える	「前職の経験が活かせると考えたから」という動機につながる
その業界・職種で何をしたいのか	なぜIT業界でなければいけないのか考える
その会社を選んだ理由	ホームページや求人を確認し、その会社だけの魅力を探す

ぜひ、紹介したポイントを参考に、面接官が納得できるような志望動機を考えてみましょう。

IT業界とゲーム業界の違いは？

IT業界とゲーム業界の違いは、以下のとおりです。

項目	IT業界	ゲーム業界
目的	顧客のニーズにあったシステムを開発する	ゲームコンテンツでユーザーへ楽しさを提供する
市場	B2Bが中心	B2Cが中心
設計書の作成	上流工程のエンジニア	ゲームプランナー
資料作成	資料の作成は必須。納品を求められることも多い。	資料はあるが、適当。
フレームワーク	言語ごとにさまざまなフレームワークがある	ライブラリはあるが、フレームワークはほとんどない
テストの実施	プログラマー・SE	テスター&受け入れ先
休日・深夜対応	突発的な残業や出勤は少ない	多い
顧客対応	エンジニアも呼ばれることがある	ゲームプランナーなどの企画職が担当

IT業界とゲーム業界の違いを理解することで、一歩踏み込んだ志望動機や転職の理由が考えられます。

内定率をグッと高めるためにも、しっかり把握しておきましょう。

ゲーム業界からIT以外でおすすめの他業種は？

ゲーム業界からの転職でIT以外におすすめの他業種は、人を楽しませるコンテンツ制作ができる分野です。

幅広い業界からあなたに合った仕事を見つけるなら、総合型の転職エージェントがおすすめです。

ITも含めいろいろな業界の求人を扱っているため、理想の転職が叶えやすくなりますよ。

【まとめ】ゲーム業界からIT業界の転職

本記事では、ゲーム業界からIT業界への転職について解説しました。

異業種からIT業界への転職はできますが、メリット・デメリットもあるため把握しておくことが大切です。

転職するにあたって、以下の不安や悩みを抱えている人は少なくありません。

転職が怖いと感じる背景には、「何も知らないから」というケースがよくあります。

そんなときは一度、転職エージェントへ相談するのがおすすめです。

業界に詳しいアドバイザーが丁寧に説明してくれるので、安心して転職活動を進められます。

ぜひ、IT転職エージェントを活用して、理想のキャリアを実現しませんか？