IT業界は勉強嫌いだとつらい？勉強しないエンジニアの末路も紹介

勉強をし続ける必要があるといわれる、IT業界のエンジニア職。

勉強が嫌いな人にとって、IT業界でエンジニアを続けられるかと不安になることは多いです。

そんな今回は、IT業界で勉強嫌いな人向けに記事をまとめました。

勉強をしないエンジニアの末路や、IT業界で勉強嫌いな人がやるべきことを紹介しているので、ぜひご覧ください。

IT業界で勉強しないエンジニアの末路

前提として、IT業界は勉強嫌いでもスキルがあれば問題ないです。

実務だけで学べることが多いため、プライベートで勉強しなくても活躍している人はたくさんいます。

とはいえ、スキルがないのに勉強しないエンジニアの末路は悲惨です。

この章では、IT業界で勉強しないエンジニアの末路について紹介します。

40代・50代でリストラ候補に入る

IT業界で勉強嫌いなエンジニアは、40代・50代でリストラ候補に入る可能性が高まります。

なぜなら、IT業界は変化が激しいため、ついていけないと判断された高齢層は必要ないからです。

実際、アメリカの大手IT企業では、当たり前のように大量リストラがおこなわれています。

日本でも政府が解雇規制の緩和を検討しており、スキルのない高齢層は簡単に切られるようになるでしょう。

河野太郎デジタル相は29日のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト（WBS）」で金銭解雇も含めた解雇規制の緩和検討に意欲を示した。「（雇用の）流動性を高めるためには必要だと思う」と述べた。

引用：日本経済新聞-河野太郎氏、解雇規制緩和に意欲　「流動性高めるため」

日本はまだ明確なリストラはできませんが、早期・希望退職の募集は増加しています。

スキルがなく、勉強もしないまま年を重ねれば、仕事はなくなっていくでしょう。

客先常駐やIT派遣は現場に入れなくなる

客先常駐やIT派遣で働くエンジニアは、現場に入れない末路が待っています。

現場は即戦力として外部エンジニアを募集しているので、スキルが低い人は必要とされません。

仮に現場に入れてたとしても、勉強する気のないエンジニアは、すぐに契約を切られます。

低スキルで将来に不安を感じているなら、客先常駐やIT派遣から早めに抜け出すことが重要です。

AIに仕事をうばわれる

勉強しないエンジニアには、将来AIに仕事をうばわれる末路が待っています。

ロースキルで勉強嫌いな人が任されるのは、AIが得意分野の単純作業ばかりです。

上記の単純作業しかできないならば、将来AIに仕事をうわれる可能性は高いでしょう。

AIに仕事を取られないためには、人間にしかできないITスキルを身につける必要があります。

IT業界で生き残りたいなら、上流工程の経験を積んだり、最新技術を学ぶなどスキルアップに取り組みましょう。

また、早くからAIなどの先端技術を身につけることが出来れば、多くの会社から必要とされるエンジニアになれますよ。

転職したくでもできなくなる

IT業界で勉強嫌いなエンジニアは、転職したくてもできない状況になります。

20代の若手はポテンシャル採用をしてもらえますが、30代以降は高いスキルと実務経験がもとめられるからです。

しかし、勉強してまでエンジニアの仕事を続けたくないなら、早めに異業種へ転職しましょう。

20代向けの総合型エージェントを使えば、あなたに合った業界や仕事を完全無料で紹介してもらえますよ。

IT業界で勉強嫌いな人がやるべきこと

では、IT業界で勉強嫌いな人はどうすれば良いのでしょうか？

この章では、IT業界で勉強嫌いな人がやるべき3つを紹介します。

研修やスキル支援が充実した会社に入る

勉強嫌いでもIT業界にいるなら、研修やスキルルアップ支援の充実した会社に入ることがおすすめです。

業務の一環として勉強ができるため、プライベートの時間をつぶすことはありません。

また、一緒に学ぶ仲間もいるので、勉強に対するハードルも下がるでしょう。

特に、資格取得支援制度のある会社は、以下のメリットがあります。

スキルアップ支援が充実している会社を探すなら、IT専門の転職エージェントが便利です。

多くの求人からあなたにあった会社を紹介してもらえるので、簡単に探せますよ。

インフラエンジニアを目指す

IT業界で勉強嫌いな人は、インフラエンジニアになることもおすすめです。

インフラエンジニアが扱う技術やIT機器は、大きく変化する可能性が低く、一度身につけたスキルは長く使えます。

仮に、新たな技術や製品が出たとしても、今までの経験を活かせることが多いので、ゼロから覚える必要はありません。

基本的な知識さえ身につければ、いろいろな場所で活躍できるインフラエンジニアは、常に勉強が必要な開発エンジニアよりも楽です。

勉強嫌いだけどエンジニアを続けたい人は、インフラエンジニアへの転職を考えてみてください。

20代のうちに異業種へ転職する

IT業界で勉強嫌いな人は、20代のうちに異業種へ転職しましょう。

30代になると異業種への転職はむずかしくなるため、第二新卒として転職できる今がチャンスです。

入りたい業界や自分のあった仕事がわからないなら、20代向けの総合型の転職エージェントに相談してみてください。

さまざまな業界・会社・職種を比べながら探せるため、あなたに合ったキャリアが見つかるでしょう。

IT業界で勉強嫌いの人からよくある質問

本章では、IT業界で勉強嫌いの人からよくある質問を紹介します。

エンジニアは勉強でプライベートはない？

エンジニアだからといって、プライベートにいつも勉強する必要はないです。

仕事でわからないことがあっても、業務中に調べて解決できれば問題ありません。

また、新しい技術や資格の勉強も、メリハリをつけて取り組むエンジニアが多いです。

とはいえ、技術職なので学ぶべきことは多く、大変な面もあります。

特に、未経験から転職した場合はわからないことだらけで、プライベートでの勉強は不可欠です。

プライベートとのバランスを考えながら、上手に時間を使ってスキルアップしていきましょう。

勉強が嫌いだとエンジニアに向いていない？

勉強嫌いでも、IT業界で活躍しているエンジニアはたくさんいます。

しかし、向き・不向きでいうと、勉強嫌いな人はエンジニアに向いていないでしょう。

IT分野は将来性のある魅力的な業界ですが、向き・不向きがあります。

勉強嫌いでIT業界に入ってしまうと、悲惨な末路が待っているので無理をする必要はありません。

IT業界以外で自分にあった会社や仕事を探すなら、20代向けの総合転職エージェントを使いましょう

若手向けの転職アドバイザーが、あなたに合った会社を紹介してくれますよ。

IT業界で勉強嫌いまとめ

本記事では、IT業界で勉強嫌いなエンジニアの末路とやるべきことを解説しました。

エンジニアは実力で評価されるため、すでに高いスキルがあるなら毎日のように勉強しなくてもやっていけます。

しかし、スキルが低いのに勉強もしないエンジニアは、残念な末路がまっている可能性は高いです。

もし、IT業界での勉強を続けるのが大変だと思うなら、20代の若手のうちに異業種へ転職しましょう。

第二新卒のポテンシャル採用をしてもらえる時期に、自分にあった環境を見つけるのが大切ですよ。